先日、富士市吉原で開催された「吉原祇園祭」に足を運びました🚶♀️
午前中の雨がちょうど上がり、空がすっきりと晴れ間を見せ始めたころ
通りにはまだ余裕がありましたが、時間とともに徐々に人が集まり、吉原本町の空気が少しずつ熱を帯びていくのが感じられました
沿道には色鮮やかな**山車（だし）**たちがすでに並び、まるで静かに“自分の出番”を待っているよう
凛とした空気に包まれた、まさに祭りが「目覚めていく」ような時間帯でした🏮
そんな雰囲気に誘われるように、ふと立ち寄ったのが、旅館併設の手打ちそば・うどん店『本手打 鯛屋』さんです
奇跡のようなタイミングで入店
お祭りの日とあって、すでに店内は満席
「今日は難しいかな…」と諦めかけたその時、ちょうどお会計を終えた方がいらして、
なんと、ほとんど待たずに席に通していただくことができました🙌
旅館の一角にある落ち着いた店内は、外のにぎやかさとは対照的に静けさがあり、
心がすっと落ち着くような、ほっとする空間でした
祇園祭特別メニュー：ざるそばと天ぷらのセット
この日は、お祭り限定の特別メニュー「ざるそばと天ぷらのセット」をいただきました☺️
- ざるそば しっかりとしたコシのある細めのそばは、のど越しがとても良く、やや甘めのそばつゆとの相性も抜群！
ほんのりと香る蕎麦の風味が、蒸し暑さを忘れさせてくれるような涼やかさを運んでくれました。 - 天ぷら サクッと軽やかに揚がった天ぷらは、桜エビや牛蒡（ごぼう）など、素材の甘みをしっかりと感じる優しい味わい🥢
そばとのバランスも良く、心もお腹も満たされる大満足の一皿でした🍵
初めての訪問、でもどこか懐かしい
今回が初めての鯛屋さん
歴史を感じる店構えと、どこか懐かしさを感じさせる雰囲気に、自然と心が和みました
店内は落ち着いていて、女性ひとりでも安心して入れる、そんな温かさがあります
お店の方も忙しい中、笑顔で気さくに声をかけてくださり、
この町ならではの人のぬくもりを感じることができました
ちなみにこの鯛屋さん、創業340年以上という歴史を持つ老舗旅館に併設されたお店
吉原の町にしっかりと根を張り、長い年月をかけて地域に愛されてきたことが伝わってくるようでした
祭の余韻とともに
賑やかな祇園祭の中で出会えた、静けさと美味しさ
鯛屋さんでのひとときは、ただの食事ではなく、吉原の歴史と人情にふれる小さな旅のような時間でした🥰
次は、通常メニューの「スタミナうどん」や「駿河おろし」なども味わってみたいと思います
吉原を訪れる方には、ぜひ立ち寄っていただきたい一軒です✨
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